患者さんストーリー
股関節
和田 武彦さん
静岡県在住
69歳(手術を受けた年齢)
病名 変形性股関節症(左足)
治療法 人工股関節置換術
手術を受けたのは、12月初旬。茶畑の仕事がない、ちょうどいいタイミングでした。怖くはありませんでしたが、唯一心配したのは、人工股関節と接する自分の骨に力がかかっても大丈夫なのかということ。それに対しては、軽石のようにスカスカになった部分は切り取って金属を入れることをはじめ、横座りなど無理な姿勢をとってはいけない、寝るときは左足を上げておくなど、人工股関節がきちんと骨に定着するまでの注意を受けました。
また、手術前は左右の足の長さが1センチ程度違ったのですが、手術によって足の違いは3ミリに調整されました。手術当日の夜は痛くてしようがなく、座薬を入れてもらいましたが、次の日からはまったく痛みがない。これには驚きました。
ベッドでじっと寝ているのがいやで、すぐに歩行器を使ってウロウロしました。シャワーも一人で使おうとして、看護師さんに注意されました。言うことをきかない患者だと(笑)。しかし杖で歩けるようになってからはリハビリをし、順調に回復して、2週間弱で退院できました。
退院後も病院で教わったリハビリを続けています。寝た状態で、足を20回ずつ上げたり、広げたり、曲げたり、椅子に座って足を上げたり……。1日1回だったり、さぼったりです(笑)。
痛み止めの薬をお正月まで飲みましたが、それは左足をかばうために右足に負担がかかったことによる痛みを抑えるためです。
この記事の目次
ページの先頭へもどる
PageTop