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患者さんストーリー

35年間動かなかった左股関節。痛みがなくなり、仕事もゴルフも楽しめる

この記事の患者さん

股関節

山下 勤さん
東京都在住 
47歳(手術を受けた年齢) 接客業

病名 大腿骨頭すべり症(左足)

治療法 人工股関節置換術

この記事の目次

02 人工股関節手術を決断

再度別の病院で診察し、人工股関節手術を即決

それから2年ほど経った2005年、痛みが治まる気配はないし、もう一度ゴルフ仲間の麻酔科医に相談をしたところ、すぐにいくつかの病院と整形外科の先生を調べてリストアップしてくれました。

さっそく最初の病院に出かけ、診察してもらいました。そこで先生から「痛みを減らすには、人工股関節にするという方法もあります」と言われたんです。私は料理人なので、常に立ち仕事になります。手術後に「仕事とゴルフ」が問題なくできることが私の希望。その希望を伝えたところ、「今回の山下さんの場合は、人工関節手術が有効だと思いますよ」との返事。すぐに手術することを決めました。

妻からは「ええ! もう決めちゃったの? 他の病院でも診てもらったら?」と言われましたが、診察してもらった担当の先生に対して、「この人は信頼できる」と感じたんです。自分の身体を切って手術をしてもらうからには、その医師への信頼が絶対不可欠だと思うんです。診察を通じてそういう信頼感や安心感が持てる先生だと感じたので、すぐに決断することができました。

35年間動かなかった左股関節が動かせた!

手術については、自分が麻酔で眠っている1~2時間の間に終わると説明を受けていましたし、手術後は、あの苦痛だった痛みが軽くなっている。そう思うと、恐怖感などはなかったですね。

手術後3日目からリハビリを開始しましたが、はじめは大変でした。35年間ほとんど左股関節を動かすことができなかったので、周りの筋肉が硬く固まってしまっていて、その筋肉をほぐし、動かせるようにするのは一苦労。私自身もがんばりましたが、リハビリの先生もかなり大変そうでした。私のリハビリが終わると、先生はいつも汗だくでしたから(笑)。

リハビリの先生が本当によくしてくださったおかげもあり、約6週間のリハビリを乗り越えた結果、今回の手術前よりも左股関節の可動域(かどういき)はずいぶん大きくなりました。脚長差もなくなり、身体をまっすぐにして歩くことができるようになったんです。

03 術後のリハビリと変化

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