患者さんストーリー
ひざ関節
榎本 明子さん (仮名)
東京都在住
62歳 接客業
病名 術後の骨折、膝内側側副靱帯(MCL)破綻
治療法 人工膝関節再置換術
再置換術を受けることができて本当に良かった
私は接客業をしているので、膝の具合が悪いのは実はつらいことです。不注意で骨折をしてしまった後、「もし、再置換術という選択肢がなかったら…」と考えると、ゾッとします。立ったり・動いたりなどの動作がしづらいだけでなく、ゴルフができない生活は考えられませんから。再置換術を受けることができて本当に良かったと思っています。
一時休んでいたゴルフを、また本格的に始めました
実は、再置換術の前後に、もうゴルフをするのは無理かもしれないと思って、2年半ばかり止めていた時期がありました。それでも何か体を動かしていた方がいいだろうと、社交ダンスをしてみました。でもダンスは私の性に合いませんでした。今年の7月から再び、本格的にゴルフを始めました。練習は少しずつしていたのですが、久しぶりにコースに出ました。やっぱりゴルフをしない私は、私らしくありません。来月からは、毎週ゴルフの予定を入れています。
たくさん症例をもっている専門医を探して相談を!
もし、膝が痛くて歩けなくなったら行動範囲が狭まります。そうなると、家の中に引きこもってしまうことになります。私だったら、大好きなゴルフを我慢していると間違いなく顔つきが暗くなっていくでしょう。たった一度の人生ですから、悔いのないように楽しく過ごしたいではありませんか。一度入れた人工膝関節でも、痛くなったらすぐに主治医に相談をして、一刻も早く手術することを勧めます。再置換術は決して怖いものではありません。ただ、手術をしてもらうのは近所の医療施設がいいとは限りません。多少遠方でも、たくさん症例をもっている専門の医師のいるところを探して受けたほうがいい、というのが経験者である私からのアドバイスです。
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