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患者さんストーリー

再置換術は決して怖いものではありません。大好きなゴルフを、また続けることができるようになりました

この記事の患者さん

ひざ関節

榎本 明子さん (仮名)
東京都在住 
62歳 接客業

病名 術後の骨折、膝内側側副靱帯(MCL)破綻

治療法 人工膝関節再置換術

この記事の目次

02 手術から退院まで

再置換術に対する不安はありましたか?

私の願いをかなえてもらうには、この先生しかいない!

いいえ、少しも不安ではありませんでした。むしろ、再置換術をできるということがうれしかったのを覚えています。先生の患者さんの中には、プロのアスリートたちも沢山います。趣味とはいえ、ゴルフを続けたいという私の願いをかなえていただけるのはこの先生しかいないと感じ、「信頼していますから、早く手術をしてください」とお願いしたほどです。

入院時の様子を教えてください。

再置換術の後、痛みはまったく感じませんでした

再置換術後のレントゲン写真
(正面:左、側面:右)

再置換術のための入院期間は、1カ月間でした。家族のことや仕事のことが心配だったので、もっと早く帰りたかったのですが、手術後にしっかりリハビリをしないといけないといわれて、頑張りました。最初の手術の時は、術後に少し痛みがあったのを覚えていますが、再置換術の後は全く痛くなかったのが不思議でした。骨がつぶれた時に膝の靭帯も延びてしまったため、靭帯の役割をして膝の曲げ伸ばしもスムーズにできる、ヒンジ機構の付いた特殊な人工膝関節に取り換えたと後から聞きました。だから、手術後の靭帯や筋肉に対するストレス・痛みが無かったそうです。

手術後、気をつけていることはありますか?

毎晩の体操は欠かしません

特別気をつけていることはありませんが、毎晩、リハビリの先生が私のために作ってくれた体操メニューだけは忘れずに続けています。これは、退院する時にそれぞれの患者さん用に組み立てて渡してくださるものです。それに加えて私は、意識して背筋を鍛えるような体操を行っています。背筋などの体幹の筋肉を鍛えれば、足にかかる負担が減りますから、膝をカバーするにもいい影響があるとのことです。

03 再置換術を振り返って

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