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患者さんストーリー

人工膝関節の再置換術のおかげで、まだまだ仕事もがんばれます

この記事の患者さん

ひざ関節

相馬 正さん (仮名)
東京都在住 
75歳 会社役員

病名 術後の人工関節の緩み

治療法 人工膝関節再置換術

この記事の目次

02 手術から退院に至るまで

入院中の様子を聞かせてください。

ゴルフを続けたいのなら、徹底的にリハビリをしなさい

手術そのものは、麻酔をかけて眠っている間にすっかり終わってしまいました。1回目の手術に比べるとだいぶ歳をとっていますが、体力的にも問題はありませんでしたし、その後の経過も順調で、手術した次の日から私のためのリハビリメニューがしっかり組まれていました。2週間も経つと退院しても大丈夫ということでしたが、退院後にリハビリに通うのが難しいので、1か月間入院させてもらいました。「これからもゴルフを続けたいのなら、徹底的にリハビリをして筋力をつけなさい」と先生からいわれたのをしっかり守りました。

再置換術後、入れ直した人工膝関節はどのような感じでしたか?

以前より頑丈にしっかり入っているという感じ

再置換術後のレントゲン写真
(正面:左、側面:右)

なんだか以前より頑丈で、今回はきちんと入っているという感じがしています。先生によると、前回の人工膝関節は一部分だけでしたが、今回は、傷んでいた関節軟骨や半月板などもすべて削り取って人工のものに置き換える、全置換術になりました。きちんと自分の筋肉をつけて、その人工膝関節を大事に使っていきたいと思いました。

手術後に気をつけていることはありますか?

毎日1万歩、歩いています

とにかくリハビリが大事だと思っています。退院後も、週に2回くらいリハビリ専門の施設に通っています。一流のスポーツ選手のトレーナーとして信頼されている、作業療法士さんのところです。私が一番気をつけているのは、できるだけ歩くということです。出かける時は一つ先の駅まで歩いてから電車に乗るなどして、毎日1万歩を目標に歩いていますが、それが筋肉を衰えないようにする一番いい方法だと思っています。その結果、以前のようにゴルフができようになりました。ただし、歩いている時もゴルフをしている時も転ばないように、特に階段の昇り降りをする時は気をつけています。

03 再置換術を振り返って

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