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患者さんストーリー

左ひじの手術をしたら、右ひじの痛みもラクに。良くなりたいという意思が大事。私はいい決断ができました。

この記事の患者さん

ひじ関節

山田 美津子さん

山田 美津子さん
大阪府在住 
64歳(手術を受けた年齢)

病名 関節リウマチ

治療法 人工肘関節置換術(左肘)

この記事の目次

02 軟骨破壊が進み、手術を決意

左ひじの軟骨破壊が進み、手術を決意。
山田 美津子さん

ひじの関節が痛み始めたのは、今から10年ほど前(2004年頃)です。最初は右ひじが痛み、それをかばっているうちに左ひじの痛みが強くなってきました。それでもその頃はまだ我慢できる痛みだったので、投薬治療を受け続けていました。ところが4年ほど前(2011年頃)に、左ひじがさらに痛くなりゴルフクラブはうまく握れないし、ボールも遠くまで飛ばせなくなってしまったんです。一緒にプレーをする皆さんにご迷惑がかかるので大好きなゴルフを辞めました。当時の主治医の先生に人工肘関節の手術を勧められたのはちょうどそんな頃でした。

ただ、その先生の説明が、「手術が上手な先生がいる」というだけだったので、私が納得できなかったんですね。そのときはそれで手術はお断りしたのですが、去年(2013年)の年末頃、ますます左ひじの痛みが強くなってきてしまったんです。じっとしていれば痛まないけれど、ビンやペットボトルのフタを開けるときや車の運転でハンドルを切るといった、ひじを捻る動作をするとひどく痛い。主治医の先生に相談したら、人工肘関節の専門の先生の話を聞いてみてはどうかと勧められ、手術を考えてみることにしました。

紹介していただいた人工肘関節の専門の先生がおっしゃるには、私の場合、関節の軟骨と骨が破壊されてしまっているから痛むのだと。この痛みを取るには人工肘関節置換術がありますという説明でした。破壊されているところを人工関節に取り替えれば痛くはなくなるという理屈は、それはそうだなと単純に納得できましたし、無理はだめだけれど、ほぼ普通の生活ができるようになると聞いて、すぐに手術を受けることを決めました。今年で38年間続けてきた店も、もう少し続けたいと思っていましたから。

03 人工ひじ関節置換術を受けてみて

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